鰾の音響特性の解明(98)

鰾の音響特性の解明(98)

課題番号1993005758
研究機関名水産工学研究所(水工研)
研究期間完S62〜H04
年度1993
研究問題水産資源,海洋調査及び漁業用計測器の開発・改良
大課題漁業用電子音響機器の開発
中課題魚体等の超音波散乱
小課題鰾の音響特性の解明(98)
摘要これまで、簡易的なX線装置によって鰾の形態を観察し、この結果に基づいてそのターゲットストレングス(TS)を理論計算し、実測結果と比較することによって、鰾が魚体のTSの主体であることを明かとしてきた。また、3年度からは、この鰾のTSに対する寄与を明かにするため、サクラエビ等の無鰾生物のTSを対照的に検討してきた。さらに、4年度は、3年度にサクラエビと判断された散乱体について詳しく解析した。すなわち、エコー積分層を64〜240mに設定し、25kHzと100kHzの面積散乱強度(SA)を比較した結果、後者が20dB程度高かった。対象生物の体長は約35mm程度で、波長との比は25kHzで0。6、100kHzで2。4となる。このような無鰾生物の背方向TSは、液状回転楕円体モデルによれば20dB程度高周波の方が高くなり、今回の実測結果とほぼ一致した。しかし、無鰾生物の背方向TSは姿勢によって大きく異なるため、このような無鰾生物の背方向TSについては、さらに検討する必要がある。そのためには、対象生物の姿勢を制御した測定を行うとともに、多周波による測定を行わなければならない。
研究分担漁船工学・音響研電子研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039321
収録データベース研究課題データベース

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