サンゴ礁の白化現象の出現状況の把握に関する研究

サンゴ礁の白化現象の出現状況の把握に関する研究

課題番号1993005073
研究機関名中央水産研究所(中央水研)
研究期間新H04〜H05
年度1993
研究問題水域における生物生産機構の解明
大課題太平洋中区及び関連海域の生物生産機構の解明
中課題海域における物質循環の解明
小課題サンゴ礁の白化現象の出現状況の把握に関する研究
摘要造礁サンゴ生態系の維持機構を解明する為に、まず白化過程の解明を中心とした予備的研究を実施する必要がある。そのために平成4年8月及び10月に沖縄本島瀬底島においてサンゴの白化の進行状況とそれを引き起こす環境要因について調査を実施した。瀬底島礁内では8月に一部白化が見られ、10月にはごく一部を除き白化は解消していた。この白化は大潮の干潮時の礁外との海水交換が弱まり、強い日射により礁内の水温が礁外に比べ1〜2℃昇温したことが原因と考えられ、こうした弱い白化は通常の現象として広範囲に生じているものと推察された。礁外の塩分、クロロフィル、硝酸、亜硝酸、懸濁態窒素、懸濁態りんは熱帯の海水の濃度にほぼ等しく、アンモニアはそれより1桁高く、りん酸は1〜2桁低かった。礁内の塩分は礁外よりわずかに低く、逆に硝酸、亜硝酸は高く、礁内へ陸水が供給されていると考えられた。平成5年度は白化の前段階である活性低下について引続き予備調査を実施する。
研究分担海洋生産・低次生産研物循研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039338
収録データベース研究課題データベース

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