課題番号 | 1993005175 |
研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 水域汚染の水産生物に及ぼす影響の解明 |
大課題 | 放射性核種の海洋における挙動と海産生物に与える影響の解明 |
中課題 | 海産生物の生育環境における放射性核種の化学的挙動の解明 |
小課題 | 大規模取放水内湾浅海域漁業影響調査(93) |
摘要 | 4年5、7、9月、5年2月に京浜運河の海洋構造、栄養塩、クロロフィルa濃度を調査した。この結果、京浜運河は湾域に較べ通年水温が1〜3℃高く、また栄養塩(NH4、NO3+NO2、PO4)も多い事が判明した。冬季に京浜運河の水温が高いことはNOAAの画像でも確認された。NOAA画像によれば、東京湾の冬季の水温は瀬戸内海や伊勢・三河湾よりも高い。この原因として、海水交換がよいために暖かい外洋水が湾内に流入しやすいことが考えられるが、毎秒1000立方メートルにおよぶ温排水の寄与も吟味する必要があると考えられた。5年度はこうした京浜運河の特殊な条件に応じて、基礎生産やプランクトン出現がどのような特徴を持つか調査する。 |
研究分担 | 海洋生産・低次生産研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039440 |
収録データベース | 研究課題データベース |