美しい村づくり計画指針調査(148)
美しい村づくり計画指針調査(148)
課題番号 | 1993005221 | ||
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研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) | ||
研究期間 | 単H04〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 漁業・養殖業の生産構造の特質とその再生産過程の解明 | ||
大課題 | 漁業地域の経済総合管理手法の開発 | ||
中課題 | 漁業地域における総合的漁業経営システムの開発 | ||
小課題 | 美しい村づくり計画指針調査(148) | ||
摘要 | 「美しい村づくり」対策とは、漁業後継者や漁村の嫁不足等、漁村における様々の問題を単に漁業者の所得向上のみによって解決するのではなく、「漁村環境や景観の美しさ」によって解決しようとするものである。本調査では、「漁村環境や景観の美しさ」が漁村振興とどのような関連をもっているのかを明らかにすることを目的として事例調査を行った。「美しい村への集客による漁村の活性化」の事例としては、■神奈川県芝漁港では漁民が非常にきれいなアパートを建設し、その収入が漁業者の所得を向上させ、後継者の確保、嫁の確保等を可能にし、定住化を促進していた。また、漁獲物の直販を展開し、漁協の活性化を図っていた。■愛知県豊浜漁港では、「豊浜さかな広場」を漁港内に整備し、これまで市場価値のなかった雑魚を主体に販売し、漁村の活性化につなげていた。「海浜や海の美しさ」を利用した事例としては、■沖縄県恩納漁協では観光案内業が漁業者の所得を向上させ、後継者の確保、嫁の確保等を可能にし、定住化を促進していた。■熊本県三角町では漁協がマリーナ事業を展開し、収入増大につなげていた。 | ||
研究分担 | 経営経済・経営研流通研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039486 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |