イセエビの養育場造成技術の検討(67)
イセエビの養育場造成技術の検討(67)
課題番号 | 1993005379 | ||
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研究機関名 | 西海区水産研究所(西海水研) | ||
研究期間 | 継H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 有用水産資源の培養及び管理技術の確立 | ||
大課題 | 九州西岸及び沖合域における資源培養による漁業生産の増大 | ||
中課題 | 環境収容力の高度利用 | ||
小課題 | イセエビの養育場造成技術の検討(67) | ||
摘要 | 底生生活初期におけるイセエビの行動生態の把握を目的とした潜水調査を、長崎半島周辺においてほぼ毎月実施した。この結果、長崎県におけるプエルルス加入は5月から9月まで確認され、ピークは7〜8月であった。また、プエルルスと稚エビは岩礁地帯の小孔に潜在するが、これらの孔の一部はイシマテガイやカモメガイ(穿孔性二枚貝)に起源することが判明した。頭胸甲長15mm以上になると、小孔から転石の下や岸盤の亀裂などのやや開放的な場所に移動する個体が出現し、成長とともに移動個体の割合は増加する傾向が見られた。陽光丸による遊泳期プエルルスを対象とした調査では、プエルルスが新月期夜間に表層に分布することが明かとなった。 | ||
研究分担 | 資源増殖・増殖漁研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039693 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |