イネいもち病誘導抵抗性の発現機構解明と利用技術の開発(98)
課題番号 | 1993002339 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 寒冷地の平担水田地帯における総合生産力向上技術の確立 |
大課題 | 水田病害虫の総合管理技術の確立 |
中課題 | 水田病害の発生生態の解明と制御技術の開発 |
小課題 | イネいもち病誘導抵抗性の発現機構解明と利用技術の開発(98) |
摘要 | イネの細胞レベルでいもち病菌のレース特異的反応と一致する破裂プロトプラスト出現の誘導・抑制に関与する物質の部分純化を行い、その産生時期を検討した。いもち病菌培養濾液の低分子画分を段階式アルコール濃度勾配法により逆相クロマトグラフィーを行うと、40%アルコール画分中に活性が認められた。ショ糖無添加酵母エキス培地中で2週間及び1カ月間培養したいもち病菌から抽出した40%アルコール画分中にも、6カ月間培養したものと比べて濃度は低かったものの、細胞レベルでレース特異的反応と一致する破裂プロトプラスト出現の誘導・抑制に関与する物質の活性が認められたことから、本物質は培養早期においても産生されることが判明した。 |
研究分担 | 水田利用・水田病害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039795 |
収録データベース | 研究課題データベース |