粗飼料の種類が肥育牛の脂質代謝に及ぼす影響(230)

粗飼料の種類が肥育牛の脂質代謝に及ぼす影響(230)

課題番号1993002469
研究機関名東北農業試験場(東北農試)
他機関畜試
研究期間完H02〜H04
年度1993
研究問題草地の高位生産性を基盤とした寒冷地畜産の総合生産力向上技術の確立
大課題家畜飼養管理技術の確立
中課題草食家畜の生理生態機能の解明と飼養管理技術の開発
小課題粗飼料の種類が肥育牛の脂質代謝に及ぼす影響(230)
摘要体内に脂肪を大量に蓄積する肥育期を健全に飼養するとの観点から、肥育牛の脂質代謝の特性と、これに対する粗飼料の役割を明らかにすることを目的とした。採食に伴う多くの血漿成分の変動は、濃厚飼料給与時に比較し粗飼料多給時には給与粗飼料の種類にかかわらず小さく、血漿成分濃度の恒常性維持に粗飼料が有効なことが示された。一方、血糖値は濃厚飼料多給時には牧草サイレージに比べ木質系飼料給与時に変動が小さく、濃厚飼料多給時には高繊維飼料の効果がより大きいことが示唆された。肥育前半に嗜好性の良い高繊維質飼料を多量に摂取させても血漿インスリン濃度の上昇を招かず、濃厚飼料飽食に切り替えた後も良好な増体を維持できることが明らかにされた。採食後の血漿酢酸や3ヒドロキシ酪酸濃度の上昇はコーンサイレージで著しく、稲ワラでは小さかった。採食5〜6時間後の血漿酢酸濃度は粗飼料摂取量と正の相関を示し、血漿酢酸濃度から粗飼料採食量推定の可能性が示唆された。本研究の成果は日畜会報、東北農試研報及び研究成果情報(畜産及び東北農業)として公表された。
研究分担畜産・栄養生理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039925
収録データベース研究課題データベース

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