鳥類生殖細胞の凍結保存法の開発
鳥類生殖細胞の凍結保存法の開発
課題番号 | 1994000361 | ||
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研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) | ||
他機関 | 畜産試験場 | ||
研究期間 | 新H05〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 遺伝資源の収集・保存・利用技術の開発 | ||
大課題 | 遺伝資源の保存・管理技術の確立 | ||
中課題 | 微生物及び動物遺伝資源の長期安定保存・管理技術の開発 | ||
小課題 | 鳥類生殖細胞の凍結保存法の開発 | ||
摘要 | 野生動物を生息域外において増殖をさせるために、家畜繁殖技術を野生動物に適用させる技術を確立する。特に本課題では鳥類の精子の凍結保存法について検討する。家禽精子の凍結保存にはレイク液を用いた急速凍結法が行われているが、授精に際しては高濃度に含まれるグリセリンを除去する必要がある。そこで、その操作を簡便化するためにレイク液の組成に準拠しつつ、ラフィノースとトレハロースの糖を加えてグリセリン濃度を段階的に低下させ、急速凍結法によって凍結した鶏精子の凍結融解後の精子生存性を比較検討した。その結果、レイク液のグリセリン濃度は14%であるが、前者の糖を添加することにより、5%程度までグリセリン濃度を低下させても差がないことが判明した。 | ||
研究分担 | 遺資二・動物保存研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040008 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |