イネ苗立枯病抵抗性遺伝子の単離と構造解析(129)
課題番号 | 1994000430 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種素材作出のための組換えDNA技術の開発 |
中課題 | 有用形質における遺伝子の同定・単離と形質発現の解析 |
小課題 | イネ苗立枯病抵抗性遺伝子の単離と構造解析(129) |
摘要 | イネ苗立枯病菌のだす毒素リゾキシンのターゲットであるイネの微小管を構成する主要な蛋白質であるβ−チューブリンのうち根で発現するcDNAを単離し構造解析し、構造を改変して毒素耐性植物を作出することを目的とする。イネ幼根ライブラリーより3種類(pTUB1、R1623、R2242)の完全長β−チューブリンcDNAを得て、それぞれ1734、1548、1611bpの塩基配列を決定した。それらは各々第3、第1、第2染色体にマップされ、多重遺伝子の分散が示された。これらチューブリンは、その塩基配列から推定されたアミノ酸配列から、すべてがイネ苗立枯病の毒素リゾキシンに対して感受性型(100番目のアミノ酸がアスパラギン)であった。ノーザン分析から、R1623は黄化葉と幼根で、R2242は黄化葉で強く発現していた。 |
研究分担 | 企画調整分子育種・ゲノム研遺子構造研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040077 |
収録データベース | 研究課題データベース |