ジェミニウイルスベクターによるイネへの遺伝子導入(175)
課題番号 | 1994000485 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
他機関 | 農研センター【大槻義昭;津川秀仁】 |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種素材作出のための組換えDNA技術の開発 |
中課題 | 分子育種に用いる遺伝子導入法及び形質転換系の開発 |
小課題 | ジェミニウイルスベクターによるイネへの遺伝子導入(175) |
摘要 | イネ科植物細胞で多数コピーに複製するジェミニウイルスベクターpWI−11のカナマイシン耐性遺伝子をハイグロマイシン耐性遺伝子に置き換えたpWI−Hを構築し、イネプロトプラストにエレクトロポレーションにより導入した。その結果、ハイグロマイシン耐性を示すカルスが得られ、それらの細胞では、ハイグロマイシン耐性遺伝子が低コピー数で核DNAに組み込まれていた。すなわち、このベクターは、一過的に外来遺伝子を多数コピーに増幅する目的、および安定的に外来遺伝子を核DNAに組み込む目的の両方に用いられることがわかった。 |
研究分担 | 分子育種・抵抗遺子研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040132 |
収録データベース | 研究課題データベース |