植物における宿主・病原体相互作用の分子機構(238)
課題番号 | 1994000552 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H04〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種手法の開発による新作物育種素材の作出 |
中課題 | 高度ストレス耐性・耐病虫性を付与した新育種素材の作出 |
小課題 | 植物における宿主・病原体相互作用の分子機構(238) |
摘要 | イネいもち病に対する真性抵抗性遺伝子のうちインド型イネから導入されたPi−zt及びPi−bについて、これまでに我が国で開発された多数の準同質遺伝子系統(NIL)を利用して、RFLPによる精密マッピングを試みた。RFLPマーカーが日印交雑に基づくものなので、ここで使われたインド型イネ由来の遺伝子のマッピングには極めて効果的で、Pi−ztが第6染色体の約100cM、Pi−bが第2染色体の0cMの位置にある事が示された。さらに約400個体のF2から約100の感受性個体(Pi劣性ホモ)を選び、約200染色体相当の精度でF2分析を行い、Pi−bでは0cM、Pi−ztでは4cMの所にRAPD法によるPCRマーカーを見出した。これにより抵抗性遺伝子のポジショナルクローニングへの道が開かれた。 |
研究分担 | 機能開発・特殊生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040199 |
収録データベース | 研究課題データベース |