法面・圃面保全のための好適植生の導入・定着条件の解明(10)
課題番号 | 1994002755 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
他機関 | 国際センタ;草地試;野菜茶試 |
研究期間 | 完H01〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 地域農業の発展方向の解明と地域農産物の流通システムの確立 |
大課題 | 中山間地域における農業・農村の整備方式の確立 |
中課題 | 農用地の基盤整備技術の開発 |
小課題 | 法面・圃面保全のための好適植生の導入・定着条件の解明(10) |
摘要 | 地域の植生資源を農用地の保全対策に効果的に利用する技術を開発するために、当地域の在来野草種の中から保全用草種として適した草種を選定し、農用地へのその導入、定着方法について検討した。在来野草種の土壌保全機能としてはチカラシバ、ネズミノオ、カゼクサ、トダシバの順に優れているが、出穂しても農作業の支障とならないネズミノオを中心とした保全植生の利用が適当と判断された。さらに、定着初期段階における在来野草種の保全植生としての機能の低さを補う方法として、初期生育は良好であるが、野草種の生育を阻害しない牧草種を組み合せることが適当であると結論し、当地域における草種の組み合せを例示した。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040311 |
収録データベース | 研究課題データベース |