トマトにおける青枯病菌の病原性の分化(40)
トマトにおける青枯病菌の病原性の分化(40)
課題番号 | 1994002797 | ||
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研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) | ||
研究期間 | 継H03〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 生態系に調和した耕地環境の管理技術の確立 | ||
大課題 | 病害虫の発生機構の解明と総合防除技術の開発 | ||
中課題 | 病害の生物的制御技術の確立 | ||
小課題 | トマトにおける青枯病菌の病原性の分化(40) | ||
摘要 | トマトの青枯病抵抗性機構を解明するために、病原性がやや弱い変異株を作出した。本病菌は抵抗性及び罹病性のトマト品種をいずれも高率に侵害するが、罹病性品種は発病して枯死するにも拘らず、抵抗性品種は無病徴に止まり、両品種間の抵抗性差異が明瞭に再現された。とくに、罹病性品種では、感染株率、発病株率及び発病度の増加パターンが互いによく一致し、茎部での病原細菌数が生重量1g当たり10の9乗個程度に達すると発病した。抵抗性品種においても、感染株率の増加は罹病性品種とほぼ同じ経過をたどるものの、菌の増殖は10の8乗個程度に留まり、発病には至らなかった。 | ||
研究分担 | 生産環境・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040353 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |