懸濁培養細胞系におけるイネ低温障害の生理・生化学的解析

懸濁培養細胞系におけるイネ低温障害の生理・生化学的解析

課題番号1994001988
研究機関名北海道農業試験場(北農試)
研究期間単H05〜H05
年度1994
研究問題寒地生物資源の低温生理生態機構の解明と機能利用技術の開発
大課題寒地生物資源の低温生理生態機構の解明
中課題寒地型夏作物の耐冷性機構の解明
小課題懸濁培養細胞系におけるイネ低温障害の生理・生化学的解析
摘要イネ懸濁培養細胞に低温ストレスを与え、細胞壁代謝やエネルギー代謝に関与する複数の酵素についてその活性の変化を調べた。その結果、試験した酵素の活性はいずれも低温処理に伴って低下したが、特にβ−グルコシダーゼ活性の低下が著しいことが判明した。そこで本酵素の機能を明らかにする目的で部分精製を行い、いくつかの酵素化学的性質を調べた。β−グルコシダーゼは約5万Daの分子量、8.5の塩基性の等電点を示し、天然基質の中ではニ糖類のラミナリビオースを最もよく分解して同時に糖転移活性を示した。これらの結果は、本酵素が関与する細胞壁の合成・分解系が低温の影響を最も受けやすい代謝経路であることを示唆している。
研究分担地域基盤・冷害生理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040478
収録データベース研究課題データベース

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