低温下におけるイネの糖質代謝制御機構の解明
低温下におけるイネの糖質代謝制御機構の解明
課題番号 | 1994001989 | ||
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研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) | ||
研究期間 | 新H06〜H09 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 寒地生物資源の低温生理生態機構の解明と機能利用技術の開発 | ||
大課題 | 寒地生物資源の低温生理生態機構の解明 | ||
中課題 | 寒地型夏作物の耐冷性機構の解明 | ||
小課題 | 低温下におけるイネの糖質代謝制御機構の解明 | ||
摘要 | イネの冷害を回避する栽培技術や耐冷性の検定法などについてはかなりの研究蓄積があるが、その発生メカニズムに関する報告は少なく、未解明の部分が多く残されている。そこで本課題では植物細胞で主に構造炭水化物の材料やエネルギー源として重要な糖質に注目して、その低温環境下における代謝制御機構の生理・生化学的解明を行い、冷害の被害を軽減する技術開発のために利用する。研究計画としては、細胞壁や4分子期花粉外膜などの主成分であるβ−グルカンの分解酵素(β−グルカナーゼ)活性と相乗作用のあるβ−グルコシダーゼの特性及び組織・細胞内の局在性を明らかにするとともに、両酵素の低温ストレスに対する相互作用を明らかにする。 | ||
研究分担 | 地域基盤・冷害生理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040479 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |