厳寒豪雪地帯への放牧用優良牧草の導入
厳寒豪雪地帯への放牧用優良牧草の導入
課題番号 | 1994002082 | ||
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研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) | ||
研究期間 | 継H05〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 作物育種法の開発と寒地向き優良品種の育成 | ||
大課題 | 新育種法の開発及び新育種素材の作出 | ||
中課題 | 寒地作物の主要特性の効率的育種法の開発 | ||
小課題 | 厳寒豪雪地帯への放牧用優良牧草の導入 | ||
摘要 | 道立農試と共通に供試したイネ科牧草4草種10品種の越冬直前の耐凍性(LT50、50%個体致死温度)はチモシー(−29℃)、メドウフェスク(−21〜−23℃)、オーチャードグラス(−13〜−19℃)、ペレニアルライグラス(−15〜−17℃)であった。除雪した自然凍結処理区においては、LT50が−20℃以上であったオーチャードグラスとペレニアルライグラスの全品種は1月中に凍死し、その順序はLT50に比例した。また、メドウフェスクとチモシーは積雪による防寒がなされなくとも札幌では越冬することが明らかになった。貯蔵物質の指標となる牧草冠部の暗黒下再生量(EG)は個体重と相関し、ペレニアルライグラスが最大であった。 | ||
研究分担 | 草地地域基盤・イネ育種研耐寒遺伝研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040572 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |