輪換畑における播種法を中心とした春播コムギ導入技術の開発(95)

輪換畑における播種法を中心とした春播コムギ導入技術の開発(95)

課題番号1994002167
研究機関名北海道農業試験場(北農試)
他機関草地試;東北農試;農研センタ
研究期間完H02〜H05
年度1994
研究問題大規模水田作・畑作農業における環境保全型高位安定生産システムの確立
大課題大規模水田農業における環境保全型高収益生産システムの確立
中課題寒地大規模水田作農業における省力・低コスト営農システムの開発
小課題輪換畑における播種法を中心とした春播コムギ導入技術の開発(95)
摘要田畑輪換の作付体系を合理化するため、春播小麦の安定多収技術を確立することが重要である。春播小麦の多収技術として有望な根雪前播種法と、簡易耕うん法(チゼル耕)を組み合わせて、土壌物理性が劣悪な輪換での根雪前播種法について検討した。その結果、根雪前播種された春播小麦は積雪下で発芽し、数本発生した種子根は越冬中にも伸長し続け、融雪時には個体当たり30cm以上に達し、その後の速やかな生育が保障された。根雪前播種された春播小麦は、通常の春播小麦に比べ10日〜2週間生育が早まり、収穫の遅れによる品質の低下および病虫害を回避することが期待できる。春播小麦の収量は、根雪前播種により約500g/■以上の高収が得られ、さらにチゼル耕と組み合せると約600g/■に達した。根雪前播種およびチゼル耕による多収は、穂数増に起因した。以上のことから、春播小麦の根雪前播種法を輪換畑に導入することにより、春播小麦の増収理論が構築された。今後、土壌条件の悪い根雪前圃場において、耕起・施肥・播種のチゼル耕法を含む一貫作業機の開発を行う必要がある。
研究分担企連・総研1
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040657
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat