生理活性物質による穂発芽抑制技術の開発(161)

生理活性物質による穂発芽抑制技術の開発(161)

課題番号1994002215
研究機関名北海道農業試験場(北農試)
研究期間完H03〜H05
年度1994
研究問題大規模水田作・畑作農業における環境保全型高位安定生産システムの確立
大課題農産物の生産・利用・流通技術の開発と流通システムの確立
中課題畑作物の品質形成機構の解明と品質評価・制御技術の確立
小課題生理活性物質による穂発芽抑制技術の開発(161)
摘要小麦の高品質化を狙いとし、穂発芽耐性の異なるいくつかの小麦を材料に、α−アミラーゼ活性をマーカーにして収穫期前後の穂発芽が誘導される過程を解析するとともに、穂発芽抑制技術の開発を目指して生育調節剤を含めた生理活性物質の利用を検討した。収穫時期の遅れ及び収穫後の穂の保存など穂発芽が誘導される条件下では粒内のα−アミラーゼ活性は上昇したが、穂発芽耐性の弱い品種ほど活性は大きくなった。穂発芽抑制作用を示す生理活性物質を探索した結果、エテホン、カテキン及びアブシジン酸などが有効であった。その内アブシジン酸を用い、穂発芽抑制に及ぼす効果を比較検討した結果、穂発芽耐性の強いLancer及びSatantaなどの品種は、穂発芽耐性の弱い北海253号や農林62号などの品種に比べ、アブシジン酸によるα−アミラーゼ活性の抑制は大きく、これと連動して最高粘度も上昇するなど品質面での向上も大きい傾向を認めた。本試験においてアブシジン酸の穂発芽を抑える効果には品種間差がみられたが、この機構に関しては後期課題においてさらに検討を続ける予定である。
研究分担畑作センタ・品質チーム
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040705
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat