課題番号 | 1994002218 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
研究期間 | 止H04〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 大規模水田作・畑作農業における環境保全型高位安定生産システムの確立 |
大課題 | 農産物の生産・利用・流通技術の開発と流通システムの確立 |
中課題 | 高品質農産物の収穫調製・貯蔵・加工・流通技術の開発 |
小課題 | 多孔質アルミニウム焼結板のガス吸着吸収能を利用した畑作物の高品質貯蔵及び流通技術の開発(163) |
摘要 | 多孔質アルミニウム焼結板は軽量かつ強靭、速い冷却と保温保持の持続、アンモニアやメルカプタン等の悪臭ガスの吸着除去、高い吸収性能など貯蔵・流通資材として有用な特性を備えているが、ガス透過性が高すぎる欠点を有するため板の外側にポリエチレンフィルムを貼り付けて改良し、これをコンテナ材とした。密閉状に蓋付のコンテナを試作し、低温下でラベンダー切り花及び剥皮ばれいしょ等を用いてその性能を実験した。その結果、いずれも高品質に保持されその性能の高いことが実証された。ラベンダー切り花では北海道中富良野から出荷し、東京都内の日比谷花壇(株)に到着するまでトラック便、船便、トラック便とつなぎ約3日間の輸送で切り花からの減量は殆ど実測されず、茎の曲がりなど品質劣化も認められず、ラベンダー切り花の高品質貯蔵・流通の目途がつき、これまで未開発であったラベンダーの切り花などの貯蔵・輸送用としての実用化が期待される。担当研究者の異動により研究遂行が不可能となったので、共同研究者と協議し中止することとした。 |
研究分担 | 畑作センタ・品質チーム |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040708 |
収録データベース | 研究課題データベース |