寒地草地土壌における難溶性リンの特性解明(205)
課題番号 | 1994002234 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
研究期間 | 完H04〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 寒地土地利用型畜産における環境保全型生産システムの確立 |
大課題 | 自給飼料の安定生産利用技術の確立 |
中課題 | 根圏域における植物機能を利用した草地土壌の生産力向上技術の開発 |
小課題 | 寒地草地土壌における難溶性リンの特性解明(205) |
摘要 | 草地に蓄積するリンは有機態リンと無機態リンに分けられるが、植物により直接利用される無機態リンの形態につき、その経年化に伴う蓄積形態を検討した。褐色火山性土のオーチャードグラス単播草地では、6kg、P2O5/10a以上のリン施肥で5、6年目以降リンが土壌の極表層(0〜2cm土層)に顕著に蓄積するが、その形態は主に無機態リンであった。無機態リンのうち、Ca型リンは経年化に伴い殆ど蓄積せず、主にAl型リンが蓄積した。北海道内の主要な草地地帯である根釧、天北、十勝地方の草地土壌6タイプのうち火山性土では、蓄積無機態リンの主要な形態は土壌の種類、施肥来歴が異なるにもかかわらず主にAl型リンであった。 |
研究分担 | 草地・草地地力研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040724 |
収録データベース | 研究課題データベース |