土壌有機物の分解及び物質循環に関する観測研究(830)
課題番号 | 1994004336 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H02〜H11 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 森林生態系における立地環境及び植物相の特性と機能の解明 |
大課題 | 森林立地環境の特性解明と評価 |
中課題 | 森林土壌における物質変換機構の解明 |
小課題 | 土壌有機物の分解及び物質循環に関する観測研究(830) |
摘要 | タイ国における熱帯季節林の動態解明のため、カンチャナブリ県の固定試験地において、タケ類、イネ科、バナナ他でバイオマス量と養分蓄積量調査が行われた。葉や枝の水分含有量は8−9%を示したバナナを除くと30−40%であったが、木本の材では40−50%、タケの幹では45−65%であった。表層土壌の根系量は低地のヤーカーが253g/m2/15cmともっとも多く、バナナが41gと少なかった。各プロットにおける表層土壌の分布を天然林、草地、チーク新植地、チーク人工林で調査した結果、乾季の始まりで土壌水分は減少していたがわずかな地形の特徴の違いで水分量、pH、ECの分布に差異がみられた。草地では渓流が高いアルカリ性を示すことから土壌pHも高かった。 |
研究分担 | 森林環境・土化研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040915 |
収録データベース | 研究課題データベース |