ナラタケ属菌の生物学的種の生態的特性(52)

ナラタケ属菌の生物学的種の生態的特性(52)

課題番号1994004418
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間継H05〜H07
年度1994
研究問題森林生物の生態系における特性及び機能の解明と生物管理技術の高度化
大課題森林微生物の特性及び機能の解明と制御技術の開発
中課題森林微生物の分類と生理・生態的特性の解明
小課題ナラタケ属菌の生物学的種の生態的特性(52)
摘要ならたけ病の野外発生実態の調査及び菌株の採集、苗木への接種試験を行った。新潟県小千谷市のナラ枯損林と山梨県三富村のヒノキならたけ病発生林で、杭トラップ法によるナラタケ属菌の捕捉を試みたところ、前者では林分内で均一に菌が捕捉され、後者ではならたけ病罹病・枯死木周囲の捕捉率が高かった。両者の菌株は異なる生物学的種に属し、生態的性質の違いが示唆された。接種試験は鉢上げした3年生ヒノキ、マツ、スギにナラタケ属菌3菌株を接種し、グロースキャビネット、温室、上屋において経過を観察した。アカマツ、クロマツでは同じナラタケ属菌株の接種で枯死がみられたが、ヒノキ、スギは罹病せず、マツ、ヒノキで虫害によるとみられる枯死が頻発した。接種試験は方法に改良を加え継続するが、大量の鉢植え苗を均一な環境下で栽培するため、より広く設備の充実した温室が必要である。
研究分担森林生物・樹病研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030040997
収録データベース研究課題データベース

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