課題番号 | 1994004491 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
他機関 | 国際農研 |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生産目標に対応した施業技術の向上と機械化による作業技術の体系化 |
大課題 | 森林の生産機構の解明による更新・保育技術の向上 |
中課題 | 森林施業に伴う物質生産の動態の解明による保育技術の向上 |
小課題 | 列状(群状)植栽地の施業方法の確立(175) |
摘要 | 21年生のスギ群状(巣植え)林分を対象に樹冠構造や枝、葉の現存量、材積成長の状態などを調べるために、方形林分と群状林分とで構成する大中小の7個体を選び伐倒した。枝葉についての調査は、高さ別とともに群状林分では巣の内外別に、方形林分では斜面の上下別に分けて現存量を把握し、枝葉付着の方向別の偏りが幹の肥大成長の方向にどのように影響を与えるかを調べた。葉の現存量は20ton/haと群状林分でやや多く、幹の現存量は方形林分で多かった。方位別の着葉量は巣の内側で外側の60%ほどしかなく、材質に影響を与えるものではないが、肥大成長にわずかながら偏心傾向がみられた。しかし、方形林分ではこのような傾向は認められなかった。 |
研究分担 | 四国生産技術・植生研生産研造林研連調 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041070 |
収録データベース | 研究課題データベース |