部材間接合部の振動減衰機構の解明(661)
部材間接合部の振動減衰機構の解明(661)
課題番号 | 1994004669 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H05〜H06 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 木材の加工・利用技術の高度化 | ||
大課題 | 木質材料の性能評価及び利用技術の開発 | ||
中課題 | 木質構造接合部の改良・開発 | ||
小課題 | 部材間接合部の振動減衰機構の解明(661) | ||
摘要 | 床で発生した振動の、梁や柱への固体伝搬を抑制することを目的として、代表的な接合形態3種について振動エネルギー吸収能と剛性を測定し、高剛性かつ高エネルギー吸収能をもつ接合部について検討した。ベイマツ1級集成材を用いて鋼板添え板ボルト、鋼板挿入ドリフトピン、合板添え板釘接合試験体を作成し、損失正接tanδ(エネルギー吸収能の指標)および履歴曲線における各ループ毎の最大点剛性を測定した。なお、緩衝剤の効果についても検討した。剛性とtanδとの間には反比例関係が成り立った。今年度の結果からは、緩衝剤を添加したドリフトピン接合が所期の目的に適応するといえる。なお、剛性とtanδの関係に及ぼす加力の影響は顕著ではなかった。 | ||
研究分担 | 木材利用・接合研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041248 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |