ハイブリッド部材の歩行安全性向上技術の開発(678)
課題番号 | 1994004680 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H05〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 木材の加工・利用技術の高度化 |
大課題 | 木質材料の性能評価及び利用技術の開発 |
中課題 | 木質居住環境の性能の評価 |
小課題 | ハイブリッド部材の歩行安全性向上技術の開発(678) |
摘要 | 高齢者の転倒事故を防止する観点から、人体に加わる衝撃を緩和する構造を開発することを目的とする。木質材料、衝撃緩衝材および制振材を組み合わせて、ハイブリッド部材の床表面構造を試作した。その曲げ変形は、木質材料の曲げ変形と緩衝材・制振材の圧縮変形によって調整できるように設計した。試作床表面構造の静的たわみはレーザー変位計で測定した。その静的たわみは、木質材料の寸法、および緩衝材・制振材の材質によって、例えば約60kgの人が載った場合、0.2mm〜7.5mmの範囲で調整できることが確かめられた。今後、床表面構造のかたさや弾力性などに関わる歩行感の評価も試みながら、試作改良をすすめる。 |
研究分担 | 木材利用・木質環境研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041259 |
収録データベース | 研究課題データベース |