遺伝子保存のための天然林調査−コナラ、ミズナラ、カシワの遺伝変異(818)
課題番号 | 1994004694 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H05〜H09 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生物機能及び遺伝資源特性の解明と新利用技術の開発 |
大課題 | 森林遺伝資源の評価・保全と利用技術の開発 |
中課題 | 遺伝資源保全のための森林植物の類縁関係及び特性の解明 |
小課題 | 遺伝子保存のための天然林調査−コナラ、ミズナラ、カシワの遺伝変異(818) |
摘要 | 小川学術参考保護林内のコナラ集団と、その近隣の二次林内のコナラ集団およびミズナラ集団より、各集団あたり40以上の個体ごとに葉、枝および冬芽を採取し、アイソザイム分析を行った。調べた12酵素種のうち8酵素種で多型が認められた。現在までに解析した3酵素種の対立遺伝子頻度の頻度分布はいずれも各集団間で大きな差は認められず、両集団のコナラおよび二次林内のコナラとミズナラはいずれも同様の遺伝的変異を持つことが推定された。また、各遺伝子座ごとに推定された近交係数は、平均−0.058〜−0.078と非常に低い値を示し、いずれも任意交配が行われていることが推定された。 |
研究分担 | 生物機能・集団遺伝研(科長) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041273 |
収録データベース | 研究課題データベース |