ブナ食葉性害虫の生態の解明(407)

ブナ食葉性害虫の生態の解明(407)

課題番号1994004809
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
他機関森林生物
研究期間継H01〜H06
年度1994
研究問題多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化
大課題多雪・寒害地帯森林の特性及び機能の解明
中課題森林生態系の生物特性の解明
小課題ブナ食葉性害虫の生態の解明(407)
摘要1991年八甲田山、安比高原、1993年八幡平でサナギタケ子実体の発生消長を調査した結果、いずれもピークは7月下旬から8月上旬にみられた。これは、8月中下旬に発生するという従来の知見と異なる。ブナ林から8月下旬に表土を採取し実験室でブナアオシャチホコの蛹を埋め込んだところ、ブナアオシャチホコの密度が高い場所から採取した土に埋め込むとサナギタケが寄生した。本法でサナギタケのモニタリングが可能となった。サナギタケ以外にもBauveria bassianaとMetarhizium anisopliaeが検出された。これらがブナアオシャチホコに寄生した報告はなかったが、新潟県妙高高原で大発生の翌年の蛹からも検出されており、蛹期の重要な死亡要因の一つと考えられる。野外での感染時期を調べるための実験では、蛹を8月17日に埋め込み後1週間で95%以上が感染した。新たにコナサナギタケによる死亡が認められ、サナギタケ、コナサナギタケの両種とも野外で幼虫時代に感染が起こっていることが明らかにされた。
研究分担東北・昆虫研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041388
収録データベース研究課題データベース

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