有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(414)
有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(414)
課題番号 | 1994004827 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
他機関 | 森林生物 | ||
研究期間 | 継H02〜H06 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化 | ||
大課題 | 多雪・寒冷地帯森林の保全管理技術の高度化 | ||
中課題 | 野生生物の保護管理技術の開発 | ||
小課題 | 有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(414) | ||
摘要 | ブナアオシャチホコの個体群は、1990年に大発生したあと、1991年にはすべてのプロットで密度が減少に転じ、1992、93年と低密度で推移している。それに対し、生息鳥類群集には大きな変化はみられなかった。優占種はヒガラ・キビタキ・シジュウカラ、春の繁殖期の生息種数は15〜20種、生息密度は45.0〜65.0個体/15haであった。ブナアオシャチホコの劇的な密度変動にも関らず、鳥類群集は安定していた。シジュウカラの6月中旬の給餌内容は4年間を通して大きな変化は見られなかった。ブナアオシャチホコはこの時期まだ若齢のためまったく給餌されないが、鱗翅目の給餌頻度は70%以上であった。7月中下旬の給餌内容は、ブナアオシャチホコが大発生した1990年と、密度が低下した91・92年とでは大きな変化が見られた。効率的にデータを収集するため、ビデオカメラの台数を増やす必要がある。 | ||
研究分担 | 東北・昆虫研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041406 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |