東北地方におけるニホンザルの生息実態の解明(417)
課題番号 | 1994004829 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H04〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化 |
大課題 | 多雪・寒冷地帯森林の保全管理技術の高度化 |
中課題 | 野生生物の保護管理技術の開発 |
小課題 | 東北地方におけるニホンザルの生息実態の解明(417) |
摘要 | 1992年度における各県の農林業被害額は、岩手県が0、秋田県が約160万円、その他の県では、1,000万円程度であった。被害のある県ではいずれの県でも捕獲による駆除が試みられていた。東北地方のニホンザル個体群は、集団の著しい孤立化か農林業被害の問題のいずれかを抱えており、今後、詳細な生息実態の調査が必要である。孤立化の著しいと考えられる岩手県五葉山地域のニホンザルの内、大船渡市大沢の群れは25頭程度の群れでありオトナオス4頭とオトナメス6頭を含む、比較的小さなサイズの群れであることが判明した。平成4年、平成5年とも3頭の出産が確認できた。また、食痕、直接観察、糞分析により13種の食物植物を判別した。 |
研究分担 | 東北・鳥獣研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041408 |
収録データベース | 研究課題データベース |