常緑広葉樹林のギャップ形成に関与する生物要因と動態予測(552)
課題番号 | 1994004944 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 暖温帯・亜熱帯地域の森林管理技術の高度化 |
大課題 | 暖温帯・亜熱帯における森林生態系の特性解明と保全管理技術の向上 |
中課題 | 常緑広葉樹林の維持機構の解明 |
小課題 | 常緑広葉樹林のギャップ形成に関与する生物要因と動態予測(552) |
摘要 | 宮崎県綾町のリサーチサイトにおける、樹幹内からのカシノナガキクイムシの脱出は6月はじめから生じ8月にピークを迎えたが、11月になっても少ないながら脱出が見られた。坑道当たりの平均脱出数は6.7、全脱出数にしめるオスの割合は0.61だった。樹幹の寄生密度は樹冠に近づくほど減少した。立田山実験林での絹皮病くくりつけ接種の結果、地際直径10mm以上のコジイは接種後約5ヶ月で約12%が枯死した。接種6ヶ月後の苗木に対する絹皮病被害は庇陰条件下で高く、特にコジイで顕著であり野外調査の結果と一致した。 |
研究分担 | 九州・昆虫研樹病研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041523 |
収録データベース | 研究課題データベース |