ダニ類による病原菌伝播機構の解明(588)
ダニ類による病原菌伝播機構の解明(588)
課題番号 | 1994004965 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 延H03〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 暖温帯・亜熱帯地域の森林管理技術の高度化 | ||
大課題 | 温暖多雨地帯における森林生物の制御技術と利用技術の向上 | ||
中課題 | きのこなど特用林産物の生産技術の向上 | ||
小課題 | ダニ類による病原菌伝播機構の解明(588) | ||
摘要 | 菌床栽培のキクラゲ、ブナシメジ、原木栽培のシイタケでダニの発生が報告された。キクラゲでは子実体に赤斑が認められ、ブナシメジでは培地に害菌が発生した。食菌性コナダニ類の一種Histiogaster sp.は、シイタケの菌糸では全く増殖しないことがわかった。そこで増殖できない原因を明らかにするため、卵からシイタケコロニー上で個別飼育し観察した。その結果、シイタケコロニーにダニの卵を接種してから1、2日間で、シイタケの菌糸が卵に大量に付着するため、孵化できないことがわかった。このようなシイタケ菌糸による卵の孵化阻害は、他のコナダニの卵に対しても観察された。 | ||
研究分担 | 九州・昆虫研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041544 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |