関東地方の主要森林における土壌湿性動物の分類、分布及び群集解析(64)
課題番号 | 1994005018 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 森林生態系における微生物及び動物の機能の解明[3] |
大課題 | 森林動物の分類と生理・生態及び生物間相互作用の解明 |
中課題 | 昆虫類及び土壌動物の分類と生理及び生態の解明 |
小課題 | 関東地方の主要森林における土壌湿性動物の分類、分布及び群集解析(64) |
摘要 | 関東地方及び周辺山岳地域より得られた陸生クマムシ類について、系統分類学的解析を主に実行した。とくに、ヨロイトゲクマムシ科の未記載種2種についてこれまでほとんど触れられていなかった体表の毛(E1と命名)を標徴として扱い新種として記載した。また、ノドヤマクマムシ属の1種で滴状突起が2つ存在するものを発見しクマムシ形態学上の重要な発見となった。本研究ではHypsibius convergensにきわめて近似した多くの種が記録され、これらの分類学的検討を試みたが、このグループに属する種の多くはタイプ標本が失われ、標徴をめぐって欧米の研究者間にも混乱が見られることがわかり、全世界の種を総合的に検討する必要がある。 |
研究分担 | 森林生物・昆虫生態研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041597 |
収録データベース | 研究課題データベース |