衛星リモートセンシングデータと林分構成との関連解析(160)
課題番号 | 1994005036 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H01〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 森林の総合的利用計画方式の確立[5] |
大課題 | 環境情報を組込んだ森林資源管理技術の開発 |
中課題 | 森林の調査・モニタリング技術の開発 |
小課題 | 衛星リモートセンシングデータと林分構成との関連解析(160) |
摘要 | 日本の衛星MOSのMESSRデータおよびJERS衛星の合成開口レーダを用いた。MESSRのデータでは、スペクトル反射特性と林分構成要素の関係が正準相関分析によって明らかとなり、密度管理図との併用で成長に供うスペクトル反射特性の変化モデル開発技術が試作された。SARデータでは、雲や雨の透過性が検証された。また、カラマツとエゾマツでは樹種の差が見られないこと、平均樹高や胸高直径とSARデータとの単相関が高いことなどが明らかとなった。季節的な変化はほとんど見られないが、雪の積もった時のデータが最も相関が高くなることから、地表の凹凸がSARに与える影響も強く、無視できないことが明らかとなった。これらの知見に基づいて森林の成長をモニタリングするシステムの開発が見込める。 |
研究分担 | 林業経営・探査研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041615 |
収録データベース | 研究課題データベース |