各種環境下におけるカンバ・ヤナギ類の光合成蒸散特性の解明(297)

各種環境下におけるカンバ・ヤナギ類の光合成蒸散特性の解明(297)

課題番号1994005075
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完H03〜H05
年度1994
研究問題亜寒帯・針広混交林帯における森林の特性及び機能の解明と公益的機能利用技術の高度化[9]
大課題天然林生態系の構造と動態の解明
中課題天然林構成樹種の生理特性の解明
小課題各種環境下におけるカンバ・ヤナギ類の光合成蒸散特性の解明(297)
摘要様々な樹種でも最大光合成速度と比葉面積との間には負の相関が認められた。高温と高CO2を組合せた条件で生育したヤナギ属5種の乾重は、どの処理においてもエゾノカワヤナギ>エゾノキヌヤナギ≧ナガバヤナギ>エゾヤナギ≧タチヤナギの順であった。ウダイカンバは乾燥処理で個体重が対照の半分程度であった。シラカンバでは乾燥処理でCO2に対する成長が良かった。適温が18℃付近のダケカンバでは温度が高過ぎて成長が抑制された。高CO2・乾燥条件では葉色が薄くなり、窒素含量の低下が示唆された。高CO2では葉が小さくSLAが小さくなったが、葉中に光合成産物の蓄積があったことを意味する。温暖化が進行すれば、高温でダケカンバ、乾燥でウダイカンバの成長が抑制され、シラカンバが優勢になることが示唆された。湿潤であればウダイカンバの成長が優勢になると考えられる。
研究分担北海道・樹木生理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041654
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat