有用広葉樹の生育立地の解明(302)

有用広葉樹の生育立地の解明(302)

課題番号1994005079
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完S61〜H05
年度1994
研究問題亜寒帯・針広混交林帯における森林の特性及び機能の解明と公益的機能利用技術の高度化[9]
大課題天然林生態系の構造と動態の解明
中課題天然林構成樹種の立地特性の解明
小課題有用広葉樹の生育立地の解明(302)
摘要北海道の有用な広葉樹造林樹種であるヤチダモの生育と土壌の立地要因との関係を調べた。ヤチダモの生育が良好な立地と不良な立地条件を比較した。良好な立地では土壌pHが高く、交換性塩基類も1.9〜2.6倍多く、窒素の無機化率、硝化率とも高かった。生育の旺盛なヤチダモの葉の窒素濃度は高く、高い光合成能が示唆された。落葉の窒素濃度も高く、C/N比が小さく、落葉の分解速度も速く、養分の循環速度も大きいことが推察された。土壌の水分張力は大きな差はなかったが、生長が良い立地では乾燥しにくい傾向があった。ヤチダモ天然林の立地は湿潤な土壌であるが、生長に影響する水分環境は融雪期より夏期に水分条件が潤沢な方がヤチダモの生長を促進するものと判断した。
研究分担北海道・土壌研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041658
収録データベース研究課題データベース

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