課題番号 | 1994005124 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H01〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 風致林及び都市近郊林の育成・管理技術の高度化[12] |
大課題 | 都市近効林の防災的管理技術の向上 |
中課題 | 温暖少雨地帯における森林の水保全機能の評価手法の開発 |
小課題 | 水保全機能の評価モデルの開発(459) |
摘要 | 京都営林署管内の北谷国有林の落葉広葉樹二次林において、水文素過程と水収支の実態を明らかにすることにより、広葉樹林の水保全機能の評価手法を検討した。この流域の水収支は蒸発散量が45.8%で、流出量が54.2%であった。流出量に占める直接流出量の割合は約25%で、基底流出量は約75%であることから、流域は保水性が高いことがわかった。また、蒸発散に占める遮断蒸発の割合は約30%で、残りの約70%が蒸散であった。これらの水収支特性を踏まえて、直列4段型のタンクモデルで流出量の再現を行った結果、相対誤差11.3%で予測することができた。 |
研究分担 | 関西・防災研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041703 |
収録データベース | 研究課題データベース |