次世代木材(SST)の軸材製造技術の開発(647)
課題番号 | 1994005181 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 木材の加工・利用技術の高度化[7] |
大課題 | 木材の加工技術の改良・開発 |
中課題 | 集成加工技術の高度化 |
小課題 | 次世代木材(SST)の軸材製造技術の開発(647) |
摘要 | SSTの効率的な製造技術を開発するために、ヤナギ、マダケ、スギ材をロールプレスカッターを用いて割列細片化してストランドを作成し、乾燥した後フェノール樹脂接着剤をスプレイ塗布し、繊維方向をそろえて積層してストランドマットに成型し、ホットプレスに送入し熱圧してSSTを製造した。ヤナギ小丸太を用いた場合、SST製造の歩留りはストランドまでが95%、製品までが90%であった。また、原料の比重と圧締圧を変えることで多様な品質のSST製品を製造することができた。SSTの基礎的な製造技術はほぼ完成できたので、今後は大断面材料の自動積層成型、高周波や蒸気噴射による高速接着などSSTの実用化に向けて技術開発を進めるとともに、低密度の断熱材向けや高密度の防火材や遮音材向けのSSTを開発する必要がある。 |
研究分担 | 木材化工木材利用・集成研複合化研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041760 |
収録データベース | 研究課題データベース |