生殖器官の発達に関連した遺伝子群の探索(756)
生殖器官の発達に関連した遺伝子群の探索(756)
課題番号 | 1994005217 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 完H03〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 生物機能の解明による新利用技術の開発[8] | ||
大課題 | 林木の生理機能及び遺伝子発現調節機構の解明 | ||
中課題 | 林木の遺伝子の構造解析と発現調節機構の解明 | ||
小課題 | 生殖器官の発達に関連した遺伝子群の探索(756) | ||
摘要 | 林木の生殖器官に特異的に発現する遺伝子群の探索を目的として、ヒト雄性決定因子SRYが哺乳類ばかりでなく、雌雄異株の高等植物にも存在するのか調べた。PCR法により増幅したバッコヤナギ由来のSRYに類似したDNA断片をクローニングし、塩基配列を決定、ゲノミックサザンにより植物由来か検討した。その結果、4種類のクローン(SB10、SB12、SB17、SB18)を選抜したが、それらの塩基配列は全て異なり、ヒトSRYに対する相同性(約45−65%)も様々であった。ゲノミックサザンの結果では、SB10をプローブとした場合、雌雄間の差異は全く検出されなかったが、SB12、SB17やSB18を用いると、RFLPやコピー数の差異が雌雄間で検出された。SB12は雄花や雄ずいで特異的に発現していた。 | ||
研究分担 | 生物機能・遺発研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041796 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |