樹木クラウンゴールの細胞壁生成機構の解明(795)

樹木クラウンゴールの細胞壁生成機構の解明(795)

課題番号1994005227
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間単H05〜H05
年度1994
研究問題生物機能の解明による新利用技術の開発[8]
大課題森林植物及び微生物の生物機能解明と高度利用法の開発
中課題木本植物細胞の伸長・分化機構の解明
小課題樹木クラウンゴールの細胞壁生成機構の解明(795)
摘要双子葉植物の多くに発生する根頭がん腫病(Crown gall disease)はグラム陰性土壌菌Agrobacterium tumefacienceによって引きおこされる。本研究では、ポプラのクラウンゴ−ルと正常な細胞から成長を制御していると考えられる細胞壁をそれぞれ単離し、細胞壁成分の化学分析と細胞壁の組織学的観察を行った。クラウンゴ−ルは健全部に比べてアルベン抽出物が多く、リグニン含量も高かった。クラウンゴ−ルのリグニンは健全部のものに比較して縮合型に富む構造であった。細胞壁多糖類のメチル化分析の結果、クラウンゴ−ル細胞壁からは傷害を受けたときに合成される1,3−グルカンは検出されなかった。樹木クラウンゴ−ルの細胞壁多糖類は健全部のそれと同じであると結論された。組織学的観察の結果、クラウンゴ−ルの細胞壁は健全のものと同じであったが、細胞の異常な増殖により組織形態を保ちえないことがわかった。
研究分担生物機能木材化工木材利用・生化研組織研木化研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041806
収録データベース研究課題データベース

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