カンキツの単為結果性と成長調節物質との関係解明(7)
課題番号 | 1994001201 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹の品種と台木の育成 |
大課題 | 果樹の品種育成 |
中課題 | 果樹の育種素材の探索と作出 |
小課題 | カンキツの単為結果性と成長調節物質との関係解明(7) |
摘要 | ‘バレンシアオレンジ’果実の生長速度が高い秋期の果実を部分(果芯、種子、果肉、アルベド、フラベド)に分けてABAとIBAを分析した。果肉と種子の重さは急激に増加したが、アルベドとフラベドの重さはゆるやかに増加した。150DAB(開花盛期後の日数)に、種子のABA濃度は大きなピーク(21nmol/g生重量)を示したが、果肉は小さなピークであった。種子中のIAA濃度は150DABまで減少したが、他の分析した部分よりも高い濃度であった。果芯部のIAA濃度は119DABにピークを示し、果肉・アルベド・フラベドよりも高い濃度を保った。アルベド、フラベドは同程度の低いIAA濃度であった。 |
研究分担 | 口之津・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041823 |
収録データベース | 研究課題データベース |