カンキツのSDV等ウイルス抵抗性素材の作出(101)
課題番号 | 1994001297 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の細胞培養技術の開発と利用 |
小課題 | カンキツのSDV等ウイルス抵抗性素材の作出(101) |
摘要 | カンキツの近縁種を利用して、各種ウイルス病等病虫害に対する抵抗性素材を得るため、細胞融合法の効率化とその体細胞雑種のゲノム組成の解析を進めた。開発した細胞融合電極によって、高い融合効率を得られたが、組み合わせによって雑種獲得率が異なり、安定して個体が得られたのはカンキツ亜連内の植物との融合であった。これらの緑色胚様体から育成された植物体でゲノム解析を行った結果、ミトコンドリアDNAの再編成やサイブリッドの形成が確認されたが、母本の猿渡温州と同程度のSDV感受性を示した。ここで得られた成果は、論文で公表する他、雑種については育種研究室に引き渡し育種素材としての活用を図る。 |
研究分担 | 興津・育種2研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041919 |
収録データベース | 研究課題データベース |