ホルモン、ホルモンリセプターによる細胞の機能発現(108)
課題番号 | 1994001306 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の遺伝子操作技術の開発と利用 |
小課題 | ホルモン、ホルモンリセプターによる細胞の機能発現(108) |
摘要 | 植物ホルモンの刺激を受け、その情報を作用部位に伝達するオーキシン受容体(オーキシン結合タンパク質;ABP)が既にモモの茎頂部から単離されている。この抗体を作成し、免疫電顕法を使ってモモの各組織における細胞内局在性を調べた結果、ABPは細胞壁に特異的に存在するタンパク質であることが明らかになった。特に未熟葉では、表皮細胞の細胞壁における金コロイドの密度が著しく高く、葉肉細胞はわずかしかラベルされなかった。一方、成葉では、表皮細胞と葉肉細胞の細胞壁が同程度ラベルされた。ABPが細胞壁に存在することはウェスタンブロット法によっても確認した。 |
研究分担 | 育種・育種1研加工適性研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041928 |
収録データベース | 研究課題データベース |