カンキツの相転換に伴う物質代謝の動態とジュベニリティとの関係解明(129)
課題番号 | 1994001327 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
他機関 | 佐賀果樹試;四国農試;福岡園研 |
研究期間 | 完H02〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹の交雑育種技術の効率化 |
中課題 | 果樹の結果樹齢短縮技術の開発 |
小課題 | カンキツの相転換に伴う物質代謝の動態とジュベニリティとの関係解明(129) |
摘要 | 高接ぎした実生由来の今村ウンシュウまたはシィクワシャーを9〜11月にPBZ処理すると翌春着花した。また、夏秋季の土壌乾燥により、一部の個体に着花が認められた。10、12月に採取した葉では、PBZ処理により全窒素含量はやや減少、全炭水化物含量はやや増加し、その結果、全炭水化物/全窒素は増加した。アミノ酸、無機成分含量もPBZ処理により幾分差異が認められた。PBZ処理、土壌乾燥処理及び成木由来穂木のように着花する傾向のある枝の葉はABA濃度が高く、GA濃度が低い傾向が認められた。この結果は、生長調節剤の処理や、施肥その他の栽培条件により、着花を促進する技術を開発する際の参考データとする。 |
研究分担 | 口之津・育種研栄養生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030041949 |
収録データベース | 研究課題データベース |