ウンシュウミカンに対するマルチ資材が果実品質に及ぼす影響(194)
課題番号 | 1994001382 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
他機関 | 静岡大 |
研究期間 | 完H01〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹の生理・生態特性の解明による栽培管理技術の開発 |
大課題 | 果樹の新栽培方式の確立 |
中課題 | コンテナ栽培など新栽培方式における栽培技術の開発 |
小課題 | ウンシュウミカンに対するマルチ資材が果実品質に及ぼす影響(194) |
摘要 | 多孔質マルチの有効性について検討した。従来のマルチの欠点は被覆後地下部の炭酸ガス濃度が高まる結果、根腐れが生じることであった。しかし、多孔質マルチは通気性があるため被覆後も土壌中の炭酸ガスの蓄積がポリエチレンマルチに比較して著しく少なかった。また、多孔質マルチにより土壌水分は減少し、果実の肥大が抑制された。その結果、果実はやや小玉になったが、着色の促進、糖、酸の上昇が認められた。以上の傾向は多孔質マルチの資材間で差がみられた。その原因は通気性、透湿度等の物理性の差が主であると考えられた。これらの成果は、普及紙等を通じて公表する予定である。 |
研究分担 | 興津・栽培研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042004 |
収録データベース | 研究課題データベース |