リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発
課題番号 | 1994001396 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 新H06〜H10 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果樹病害の発生生態の解明と防除法の確立 |
大課題 | 果樹病害の病原同定及び診断法の確立 |
中課題 | 果樹の病原ウイルスの同定及び診断法の確立 |
小課題 | リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発 |
摘要 | 奇形果病、ゆず果病及び輪状さび果病の病原、ならびに高接ぎ病病原ウイルスの一つであるリンゴステムピッティングウイルスは未だ明確でない。そこで、これらの病害を中心として接ぎ木伝染性病害の病原を探索する。また既に病原が明らかな病害についても、近年、ELISA法より高感度な検定法としてPCRやリボプローブを用いた遺伝子診断法が報告されており、これらによる病原ウイルス(ウイロイド)検出法を開発する。特にゆず果病病原と考えられるウイロイドは樹体内濃度が低いため、従来法では検出が困難であり、早急にその分子構造を明らかにして高感度検出法を確立する必要がある。本課題により、主要なリンゴ接ぎ木伝染性病害の病原が明らかとなり、それらの高感度で迅速な診断が可能となる。 |
研究分担 | 盛岡・病害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042018 |
収録データベース | 研究課題データベース |