果樹加害カメムシ類の果樹園外での発生生態と果樹園への侵入の機構(251)

果樹加害カメムシ類の果樹園外での発生生態と果樹園への侵入の機構(251)

課題番号1994001440
研究機関名果樹試験場(果樹試)
研究期間完S51〜H05
年度1994
研究問題果樹害虫の発生生態の解明と防除法の確立
大課題果樹害虫の発生生態の解明
中課題果樹害虫の個体群動態の解明
小課題果樹加害カメムシ類の果樹園外での発生生態と果樹園への侵入の機構(251)
摘要チャバネアオカメムシの成虫は分散して広葉樹林の落ち葉の下で越冬することを明らかにした。チャバネアオカメムシ、クサギカメムシとも越冬成虫は栄養源として春先に種子を作る植物を絶えず探すが、餌不足のため時として密度が低下する場合もあることを明らかにした。指標植物上で採集したカメムシや、予察灯あるいは雄トラップに誘引されたカメムシについて体の大きさ(前胸幅)、脂肪体の量、卵巣の発達、体色、表皮の固さ等の諸形質の変化と移動・分散との関係などはカメムシの果樹園への侵入のメカニズムについて有効な情報を得た。ケージに10頭程の雄成虫を入れそこに集ってくるカメムシを水盤で捕える雄トラップは越冬世代成虫に対して顕著な誘引効果が見られたが、7−8月の第一世代成虫に対しては誘引作用が少なかった。予察灯(高圧水銀灯など)も果樹カメムシ類の発生予察用具として有用であった。これらの成果は主として6年度から発足した果樹カメムシ指定試験(福岡県)の今後の事業推進に利用される。また、6年度から開始される共同研究(果樹試、農環研、千葉県、福岡県、信越化学(株))””果樹害虫チャバネアオカメムシの集合フェロモンに関する研究””で発展的に引き継がれる。
研究分担保護・虫害研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042062
収録データベース研究課題データベース

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