クリタマバチの再増殖過程の解明
クリタマバチの再増殖過程の解明
課題番号 | 1994001455 | ||
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研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) | ||
研究期間 | 新H05〜H10 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 果樹害虫の発生生態の解明と防除法の確立 | ||
大課題 | 果樹害虫に対する天敵生物利用技術の確立 | ||
中課題 | 果樹害虫の天敵生物相の解明並びに在来及び導入天敵生物の有用性の評価 | ||
小課題 | クリタマバチの再増殖過程の解明 | ||
摘要 | 中国から導入され1982年に果樹試験場内に放飼されたチュウゴクオナガコバチによりクリタマバチの密度は激減したが、今後この低密度が安定的に持続するかどうかは不明である。現在もまだクリタマバチの被害が生じているヨーロッパグリを用いて、クリタマバチの分散能力及び虫えい内のクリタマバチがチュウゴクオナガコバチの寄生から免れる機構を明らかにする。Carpinese、Marron、Avellino等のヨーロッパグリ品種では30%を越す新梢被害率が見られたが、数メートル離れたニホングリにはほとんど被害が認められなかった。これがクリタマバチの分散能力に起因するのか、あるいは他の要因によるのかは明らかでなかった。引きつづきクリタマバチの密度を定点調査し、変動要因の解析を含めてクリタマバチの生物防除技術の安定化に寄与する。 | ||
研究分担 | 保護・虫害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042077 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |