既存品種並びに育成系統における加工適性品種・系統の選定・選抜(281)
課題番号 | 1994001465 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 完H01〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 果実における流通利用技術の確立 |
大課題 | 果実の加工適性判定のための諸形質の解明と利用法の開発 |
中課題 | 品種・系統の果実の諸形質と加工適性の解明 |
小課題 | 既存品種並びに育成系統における加工適性品種・系統の選定・選抜(281) |
摘要 | 保存品種、育成系統について加工適性形質の調査を行い、品種・系統の特性を明らかにするとともに、高品質果汁やカットリンゴ適性品種を選抜することを目的として試験を行った。その結果、糖酸比が30前後で、色調、香りが良く、果汁適性の優れた13品種・系統を選抜した。そのうち、さんさ、Abas、あかぎ、110、270、459の6品種・系統は特に果汁品質が優れていた。果汁や果肉の褐変は品種間差が大きく、褐変の少ない品種を原料として用いれば、褐変防止剤の添加量を減らすことが可能で、果汁の品質を向上させることができる。また、カットリンゴについては生食用高品質品種はいずれも適性を有することを明らかにした。 |
研究分担 | 盛岡・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042087 |
収録データベース | 研究課題データベース |