北方性重要魚種の繁殖形態の解明(22)
北方性重要魚種の繁殖形態の解明(22)
課題番号 | 1994005252 | ||
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研究機関名 | 北海道区水産研究所(北水研) | ||
他機関 | 新技団【濱津友紀】 | ||
研究期間 | 継H05〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 亜寒帯海域における水産資源の培養および持続的利用技術の確立 | ||
大課題 | 水産資源の持続的利用のための管理手法の開発 | ||
中課題 | 主要漁業資源の生物特性と変動機構の解明 | ||
小課題 | 北方性重要魚種の繁殖形態の解明(22) | ||
摘要 | 亜寒帯水域における北方性主要魚種の繁殖様式とそれに基づく形態的、生理的特徴を明確にすることを目的とし、5年度は以下の5項目について検討した。1)卵の浮遊性獲得機構の解明:最終成熟期の卵黄蛋白の分解が吸水の一因となることが示唆された。2)産卵特性の解明:キチジの生殖年周期を明らかにし、産卵回数を推定した。マツカワの排卵周期を明らかにし、効率的人工授精法を提案した。3)精子の運動特性の解明:交尾型、非交尾型カジカの精子の運動に卵巣腔液が重要な役割を持つことが明らかとなった。4)生殖輪管系の機能解明:サケ及びスジアイナメの生殖腔液産生に生殖腔上皮細胞が関与することが明らかとなった。5)胎生現象の解明:ナガガジの妊娠周期を明らかにし、母体から胎仔への栄養供給の存在を示唆した。 | ||
研究分担 | 資源管理・底魚資研浮魚資研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042135 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |