北方域におけるスケトウダラ等浮遊卵稚仔の輸送機構に関する研究(9)

北方域におけるスケトウダラ等浮遊卵稚仔の輸送機構に関する研究(9)

課題番号1994005280
研究機関名北海道区水産研究所(北水研)
他機関名大理
研究期間単H05〜H05
年度1994
研究問題地球環境変化および資源管理・培養方策の亜寒帯海洋生態系に対する応答の解明
大課題生物生産システムの環境変化に対する応答の解明
中課題沖合水域の生物生産システムの応答の解明
小課題北方域におけるスケトウダラ等浮遊卵稚仔の輸送機構に関する研究(9)
摘要61年から3年のスケトウダラの卵稚仔分布調査から、63〜元年の冬季は卵の分布量が多く、1989〜1990年の冬季には分布量が少ないことが分かった。この両年の卵分布量の違いは水系分布の違いに起因し、親潮水系が広く分布すると噴火湾内に産卵場が形成され、卵が集中分布し、津軽暖流水系が広く分布すると卵の分布は拡散し、量的にも少ないことが示された。このことは、両水系が形成するフロントの位置の違いや産卵場の形成に及ぼす水温の違いが卵の分布に影響することを示唆している。一方、スケトウダラの産卵期となる12〜3月の道東から道南水域の流動環境を再現するモデルとして、模型の水平・鉛直・時間縮尺を検討し、10日程度、100km程度の中規模スケールの流動環境を再現するため、水平51万分の1、鉛直3千分の1、時間9千分の1の縮尺模型が海底地形の影響を受け、地形性渦を再現できる模型として適当と判断された。実験ではまず、1層モデルで親潮の流れを再現し、卵稚仔が滞留し易い環境条件を探り、流量変動によってその場所がどの様に変動するか明らかにした。また、既往資料の解析によって示された津軽暖流系水とのフロントの位置の違いや強さがどの様な環境条件下で現れるか、低密度水を津軽海峡から流入させる2層モデルで明らかにした。
研究分担海洋環境資源管理・海動態研底魚資研浮魚資研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030042163
収録データベース研究課題データベース

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